出張人さんいい人すぎ（感涙）

ロムってばかりでは恐縮なので、一つ小ネタでも。
真夜中の電話ってのはおそろしいもんです。そんなお話。
（お泊りではないですが、一応「押しかけ厨房」ってことになる…かな）

登場人物は私、私の友人Ｋ（飛翔系読み専）、
同じく私の友人Ｔ（ゲーム系書き手）、
そして電話の相手……Ｎとしておきましょう。
そして私はゲーム系（書き手）＆飛翔（読み専）です。
ＮとＫちゃんはお互いを知っています（私を間にした知り合い）が、
Ｔちゃんは私としか面識がありません。

この関係を頭の隅っこにおいて頂けると、分かりやすいかと。

592 名前：590投稿日：2000/12/07(木) 13:17

さて、寒い日が続くある日、Ｎからの電話です。
一日目は非常識な時間（夜０時半過ぎ）だったので無視。
二日目はＰＭ１１時頃だったので、ついとってしまいました。
それが間違いの元とは知らずに。
ゲームに夢中で、深く考えなかった私が御馬鹿でございました。
Ｎの電話での第一声は、
「なんで昨日は出なかったのよ！！　無視するなんて非常識でしょ！」
非常識なのはそっちではないのでしょうか。
（ここで「ざけんなゴルァ！！」と叫んで切ればよかったと、後悔。
しかしゲームが佳境（？）に入っていたので思い至らず）
取り合えずやんわりとそのことを伝えると、向こう曰く。
「ま、仕方ないから、許してあげてもいいわよ」
許してもらう覚えはないんですが。

593 名前：590投稿日：2000/12/07(木) 13:19

で、さらに。以下会話抜粋。
「ところでＨＡＲＵシティのスペースとった？」
「とったけど…」
「ならいいの。サークル入場券一枚確保しといてよ。確か３枚来るよね。
アンタとアタシとＫちゃん…うん、足りるわね」
「は？？（＜首を傾げる）」
「スーパー（コミックシティ）は、アンタ飛翔でしょ。
でアタシがゲームで出てるからぁ、二日間ともＯＫよね」
「…………はい？」
「ついでに買い物も頼むからね。冬コミも。ああ、冬ってＫちゃん来るでしょ。
二人で手伝ってもらうから。動きやすい格好で……」
ここらへんで呆然としていたこちらもようやく覚醒。（遅すぎたんですが（涙））
「なんじゃそりゃあ！！！！　知らんからな！！！」

補足：
ちなみに私はＨＡＲＵシティはＴちゃんとゲームジャンルで
合同（二人で一スペース）で参加することになっていました。
５月のシティは方針が連載終了したということ、さらに
普段読み専のＫちゃんも「何か描きたい！」と言ってくれていたので、
ゲームの本をＴちゃんに委託して、方針本を出す計画を立てていました。

594 名前：590投稿日：2000/12/07(木) 13:20

向こうの勝手な言い草にブチ切れた私に、Ｎはさらに言い募ります。
「だってアタシ、ＨＡＲＵはスペースとってないんだもん。
アンタがくれなきゃ入場券ないんだもん。自分でとるのお金勿体無いし。
冬だって一人じゃ回りきれないもん。スタッフやってるしー。
スーパーも二日間、一人じゃ回りきれないもん」
思わずＮの頭の中を解剖して覗いてみたい気分になりました。
どーいう論理展開なんでしょう、コレは。
しかもこんな言い草するヤツがスタッフです。どうなるコミケ。

こんなところで暴露するのは卑怯かもしれませんが、
Ｎは毎回貰う青封筒でダミースペースとってるような輩です。
（その理由は「だってオンリーとかのチラシほしいんだもん！」だそうです。
本もグッズも出しておりません。「だってそんな時間ないもん」だそうで）
注意しきれなかった私もまだまだ厨房です。お叱りは甘んじて受けます。
しかし厨房には日本語が通じないもので、いくら怒っても無駄でした。
シティでも同じことをしています。それについても怒ったら、
「だってシティはダミーも何もないじゃん。先着順だし」
いやだから、そうじゃなくて……思わず私も力尽きてしまいました。
どうにも理解できません。宇宙人と対話しているようです。

…話題が逸れてしまいました。本題の続きに戻ります。

595 名前：590投稿日：2000/12/07(木) 13:22

取り合えずフタコト目には「サークル入場券」と言いまくるＮに、
３月のシティは友人Ｔと合同でとったから入場券は回せないこと、
（まして出たきり買い専のＮなんかには渡したくない）
５月についてもそっちに入場券を回すつもりはないこと、
冬の手伝いも出来ない（私はサークル参加、Ｋちゃんは来ない）
という旨を伝えました。
するとＮは仰いました。おそろしい一言を。
「これから行く。行ってじっくり話し合おう」
……来ないで下さい。時刻は既に午前０時すぎです。
まして話し合うことなんかありません。懸命に断ると、
「アンタ、私に見られたくないことしてるの？　エロゲーでもしてるわけ？！」
などと阿呆なことを仰ってくださいました。
私がやってたのはテイ●ズオブエターニアです。失礼な話です。
「とにかく、今から行くから！！！　あ、アンタたしか週刊飛翔、
毎週買ってたでしょ！　読みたいから用意しといて！！」
で、電話は切れました。なんてこった。

596 名前：某サークル投稿日：2000/12/07(木) 13:30

＞冬だって一人じゃ回りきれないもん。スタッフやってるしー。
＞Ｎは毎回貰う青封筒でダミースペースとってるような輩です。
だったら速攻で準備会にチクっときなさい。
そういう厨なスタッフはサークルとしても迷惑だし。
っつーか、その青封筒、俺にくれ（藁

602 名前：590投稿日：2000/12/07(木) 13:42

仕事中なんで、上司に襲来されておりました。
>>596さん
いや、私がかっぱらいたいです、青封筒…（笑）

ではsageつつ続きを。ブチ切れてしまってすみません〜。

604 名前：590投稿日：2000/12/07(木) 13:48

これは無視しかない！　と思い、ゲームの音量を少しあげて、
続きをプレイしておりました。
そして暫く後、何やら遠くから聞こえてきます。
ドスドス、ドンドン、ガンガン、バコバコ……そんな感じの音でしょうか。
慌てておそるおそる玄関へ向かうと、マンガであったなら
扉が歪んで描かれるであろう勢いで叩かれておりました。
しかも大声で私の名前を呼んでいます。真夜中です。
恥ずかしいやら近所迷惑やら。
どうも、「寒いから中へ入れろ」と怒鳴っている様子。
取り合えず一旦奥へ引っ込み、週刊飛翔を十冊抱えて戻ってきました。
そして扉越しに、イベントのことについては話し合うつもりはない、
もう決めたことなんだから知ったことか、と言い放ちました。
そして、今度はぶーぶー文句言い始めたＮを尻目に、
私はゆっくりとチェーンを外して鍵を開けました。
すかさず、ここぞとばかりに飛び込んでこようとしたＮに、
十冊積み上げた週刊飛翔を押し付け、強引に追い出して再び鍵を閉めました。
「それあげるから、とっとと帰ってよ。寒いんでしょ？」
「待ってよ！　入場券は！！」
「まだ来てないに決まってるでしょ。普段真面目にサークル参加してないから、
わかんないんだろうけど。とにかくうるさいから、帰ってよ。風邪引いたって
知らないからね」
冷たく言い放ってチェーンをしっかりかけ、そそくさとゲームを再開しました。

607 名前：590投稿日：2000/12/07(木) 13:52

寒い上、両手に週刊飛翔の山を抱え、さすがにＮは帰っていったようです。
まぁそれでもまだ渋るようなら、手元に残してあった最後の一冊（今週号）を
手渡すのではなく投げつけてやろうかと思いましたが。
ちなみに翌日、Ｎが好きなマンガだけ切り取られ、ボロボロバラバラ
になった週刊飛翔十冊がウチの玄関前に積み上げられておりました。
で、一緒にメモが。それ曰く、
「本当は縛って捨ててあげようかと思ったけど、方針の最終回が入った号が
あったから、捨てたら可哀想だから、返してあげる」
……本当に可哀想と思うなら、その号だけ戻してくれればいいんだが。
いや、それ以前に、もう返さなくていいのに。手切れ金のつもりだったのに。
まだまだ詰めが甘かったか、と溜息吐息。

意地でもとっととＮとは関係切ろう、と思った寒い寒い冬の朝。
取り合えず冬コミでスタッフにチクリ入れておきましょう。
あんまりやりたくはなかったのですが。
（チクった当人が落とされるという噂も、信じたくないですが流れてますし）

大したネタではない割に長い話になってしまいまして、申し訳ありません。
（最初からsageてやればよかった…）

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