12 名前：29-524＠杜の都厨投稿日：2001/01/23(火) 15:43

報告遅れてすみません。
29スレ524から延々とおつき合いいただいてる杜の都厨です。
出社してます、無事です。
厨は杜の都行きの新幹線に朝イチで押し込みました。
多分、一段落だと思います。
仕事の合間に報告文書いてますので、遅くなるとは思うんですが、
タイミングも見つつ報告に来ようと思います…

長々と本当にすみません。

305 名前：12＠杜の都厨投稿日：2001/01/24(水) 12:53

報告が遅くなって申し訳有りません。えらく長くなってしまいましたが、
やっと書き終わりました。読みづらいかもしれませんが、291さんのラ
イブ前（どうかご無事でありますように）に、貼り付けさせていただき
ますね。

306 名前：12＠杜の都厨（8-1）投稿日：2001/01/24(水) 12:54

月曜の夜も午前様になると思われたんですが、思ったより早く帰れました。
なぜかというと、報告書をまとめている時に気分の悪さが最高潮になって、どばーと
キーボードの上にやらかしてしまったんです…（お食事中の方、ごめんなさい）

早退を却下した上司が側に居たんですが、「顔色がいいからそこまで具合悪いと思わ
なかった」いやあの…それは化粧です…チークです……（ふき取っておけばよかった。
ああ、この丸顔が憎い）
で、いつもならその打ち合わせは私と客先の担当者でやるんですが、今回は特に大事な
内容だったためその上司が同席していたので、あとはそちらでもまとめられるということで、
先に帰らせていただきました。（上司が自腹でタクシー呼んでくださいました…感謝）

その頃彼らは、私の話を踏まえて出方を検討。とりあえず「Ｇさん（彼）の彼女見た
くって！！」と、私の部屋に押し掛けてきた　という設定に（笑）
何とか彼女を居酒屋に連れ出して、私の帰りを待とうということになったそうです。
メンバーは、彼と後輩男子６名・後輩女子３名。
以下は、彼の話を元に書き起こしてます（文才なくて申し訳ない…）。

307 名前：12＠杜の都厨（8-2）投稿日：2001/01/24(水) 12:54

私の部屋に近づくと、なんだかいい匂いがしてきたそうです。
「？」と思いつつも鍵を開け、部屋に上がると……彼女はこたつテーブルの上に一番
大きいお皿を並べ、そしてその上には、うずたかく積み上げられたおにぎりが……！！
見ると、コンロには鍋が二つかかっていて、中身はカレーと豚汁。
部屋の隅を見ると、すごい量のお菓子類。
「ここは非常用食料倉庫か？　核シェルターか？？」と彼は思ったそうです。
私の話を聞いて「非常識で無神経でイヤな奴」くらいに思ってたらしいですが、その
おにぎりの山を見た瞬間「いや、これは危ない人だ」と認識を完璧に改めたとか。

彼らがどやどやと上がり込むと、彼女は「何い、きなり人んちに上がり込んで！」
と驚いていたそうです。オマエガナー。
「こいつらが俺の彼女見たいっていうから連れてきた」と彼が言ったら「家主の許可
もなくそんないっぱい連れてくるなんて、非常識なんじゃないの？」突っ込んでたら
きりがないので、突っ込み略します。
「つかそれより、この料理なに？」と彼が聞くと「仕事忙しいみたいだから作ってお
いてあげようと思って」。
テーブルの脇には、彼曰く「漫画の紙」が積み重なっていたそうです。
「これ何？」と聞いたら、「何でもないの」とか言ってさっと隠したとか…。
「とにかくこんな大人数いたら迷惑に決まってるでしょ」と彼女がいうので、計画通
り「じゃー部屋で待つのもなんだから飲んでようか」「おねーさんも来たら？」と、
部屋を連れ出すことに成功。金曜と同じ居酒屋に行きました。

308 名前：12＠杜の都厨（8-3）投稿日：2001/01/24(水) 12:55

しばらく飲んでるうちに（彼は勿論ウーロン茶です）時間は９時を過ぎ、次はカラオ
ケに行くことにしました。その時女子マネ子ちゃんの一人が「そろそろ帰ります」
と言い出し、彼は「それじゃ駅まで送るわ」と中座。
そのまま二人は私の部屋に戻りました。後での対決に備えて、部屋の中の状態チェッ
クと、気付かれない程度に彼女の荷物チェックをした方がいいと、打ち合わせの時点
で後輩Ｋくんが言い出したからです。
なんでもＫくんのお姉さんという人が、外面はめちゃくちゃいいけど弟のことはいじ
めまくり、彼の大事なものを盗むなんてザラという人で、他にも色々悩まされ続けて
いるそうです。だから「いくら身内でも友達でも打てる手は全て打って、証拠はきっ
ちり固めなくちゃいかん」と断言してました……苦労してるんだね、Ｋくん…。

それはさておき。
部屋は、ぱっと見たところ、異状なかったそうです。（食べ物の山以外は）
むしろ、生ゴミもきちんとまとめられ、使ったものは洗って水切りカゴに並べられ…
確かに、後で見たとき、台所はいつもより綺麗なくらいでした。

ところが。
二人で彼女のかばんを開けると、そこには、うわーと思うようなモノがあった
そうです。（何が入ってたかは、後で書きます）

とりあえずマネ子ちゃんを駅まで送り、彼はカラオケボックスへ戻りました。彼女は
機嫌よくカラオケ中だったそうです。

310 名前：12＠杜の都厨（8-4）投稿日：2001/01/24(水) 12:56

タクシーの中から彼に電話をして、11時ごろ私が帰着。
何かあった時のためにと、近くに交番があるファミレスに場所を移してもらい、そこ
で彼らと合流しました。
貴女のやったことは恐喝だから、Ｋ冊に行くつもりがある。但し二度と関わらない、
近づかないという念書を書くならばその限りではない。そういう風に話をしました。
実際、彼女が「泊めないと彼にこの本見せるよ」とハッキリ脅迫したという証拠はな
く、Ｋ冊は何もしてくれないんじゃないかと思ったので…。まずは念書取って引っ越
し、それでも何か行動を起こすようなら、その念書を持って警察に行こうと考えたんです。
そう言ったら、彼女は……泣き出しました。

「ただ久しぶりに会いたいと思って来ただけなのに」
「貴女のこの漫画（昔の同人誌のこと）が好きだから彼にも見せてあげたいと思った
だけなのに、そんな風に言われるなんて」
「仕事で遅くなるっていうから料理作って待ってたのに」
「昔よくアシスタントしてあげたからそのお返ししてくれたっていいじゃない」
「シティに行かなきゃいけないのにそんなの困る」等々……

……こっちの方が泣きたいよ………。

そしたら彼が「とにかく本人が泊める気がないって言ってるのに無理矢理泊まろうと
するのは間違ってる。そういう相手は俺だったら友達って言わない。即刻荷物持って
出ていかないなら叩き出してＫ冊呼ぶ」と、えらくきっぱりはっきり言い放ちました。
なんだか、見たことないような迫力がありました。そんな言い方するの見たことなかっ
たので……びっくりした……。

311 名前：12＠杜の都厨（8-5）投稿日：2001/01/24(水) 12:56

しかしその時点で、既に12時過ぎ。私は風邪もあってふらふらです。叩き出してドア
どんどんやられても困るし、どうするのが一番いいのか分かりません。
結局、皆で部屋に戻って荷物チェック。始発が出たら東京駅まで彼女を連れてって、
杜の都行き新幹線が出発するまで見送る…ということになりました。

部屋に戻って、初めてその食料品＆料理の山を見て、そりゃもうびっくりしました。
というか…うちの炊飯ジャーは単身用のちっちゃい三合炊きなのに、いったい何回炊
いたのよ、このご飯。あああ、お米なくなってる。
なんでこんなに作ったのか聞いてみたら、シティのためのコピー本をこれから作る、
その作業に集中したいから一歩たりとも部屋を出なくて済むようにと用意したらしいです。
そしてやはり、私が帰ってきたら原稿を手伝わせるつもりだったと。
あ、お金はちゃんと自腹で払ってました。
その品々をどうするか聞いたら「こんなに持っていけるわけないでしょ！」と、この
期に及んでその高飛車さは何なのよう（涙）
彼女がレシート持ってたので、それは支払いました。禍根を残したくなかったので。
電話・ＦＡＸは使ってないようでした。

電話といえば、部屋に戻って、まず最初に彼女の実家に電話をかけたんですが…お母
さん、亡くなってました。お兄さんに事情説明したところ、どうも絶縁まで行っては
いないものの、かなり疎遠というか没交渉になっていたらしいです…。
とりあえず事情説明したらお兄さんは謝り通しで、彼女に変わると、電話越しにこち
らに聞こえるくらいの声で「何をやってるんだお前は！警察沙汰になってもこっちは
何もしてやらんぞ、いい加減にしろ！他人に迷惑ばっかりかけてるんじゃない！！」
と叱りとばしてました。

312 名前：12＠杜の都厨（8-6）投稿日：2001/01/24(水) 12:57

それから荷物チェックです。
私はすぐ顔に出てしまう方なので、予めチェックしていたのを知られないように、
彼は何が入ってたかを私に言ってませんでした。二人で打ち合わせる時間もなかったし。

私が彼女のボストンバッグを開けると…その、何つーか、かなり書くのが恥ずかしいん
ですが……コ○ドームの箱が入ってました……。使いかけのと、開けてないのと、２箱。
日にちとか個数とか、ふざけてマジックで箱に落書きしてあったので間違いありません。
（ううううう恥ずかじぃぃぃぃ）
しかしなんでまた、そんなモン持って行こうと………（号泣）

彼女は不思議なほど平然としてました。
高校三年間一緒に過ごしたある程度知ってる人の筈なのに、まるでその人の皮を被った
別の生き物がいるみたいで……出来の悪いサイコホラーくらいの迫力がありました。
そのときふわ〜っとカレーのいい匂いがして……たまらず、私はまただばーと…あああ、
畳がぁー。もうダメダメです。大好きだったけど、カレー当分食べたくないです。
とりあえず、他に隠匿物はありませんでした。合い鍵も、まだ作ってないようでした。

一睡もせず朝になって、東京駅に直行して、彼女を新幹線に押し込みました。
杜の都の皆さんごめんなさい。できれば宇宙の果てに放逐したかったんですが。

結局彼だけでなく、彼の後輩たちも、そこまでつきあってくれました。食べ物の山と
私のやらかしたモノの始末も、全部後輩さんたちがやってくれて……本当に、彼らが
居なかったらどうなったことか。口では御礼を言いましたが、ちゃんと御礼します。
彼とよく行く焼き肉屋さんに連れて行こう…。ああ、本当に感謝です。

313 名前：12＠杜の都厨（8-7）投稿日：2001/01/24(水) 12:58

というわけで、荷物をまとめて、しばらく彼の部屋に緊急避難です。
不動産屋にも連絡を入れて、昔の知り合いが押し掛けてくるから引っ越したい。
次の部屋が見つかるまで不在にすると言ったところ、即座に「ストーカーですか？」
と聞かれました。
そこの不動産屋が管理してるところで、前も似たようなことがあったそうです。
とりあえず、急いで同じくらいの条件の部屋を探してくれることになりました。

それで、大量の食料品を買ったりと、それなりのお金はあるみたいだったのに
どうして私のところに押し掛けてきたのか、なんですが…。

29スレ599で書いた高校時代の友人Ｎ（彼女と同じ杜の都の大学に進学）の話によ
ると、彼女はどうも、養ってくれる東京在住の男をずっと捜してるらしいんです。
杜の都でも、そういう男を求めて、友達の彼に手を出したりバイト先の上司と不倫
関係に陥ったり、婚約不履行で訴えたりと、華々しくやらかしてたそうです。
そんな状態だから仕事も続きませんが、結構手切れ金とかをふんだくったとか…。
なぜ東京なのかというと…イベントに参加しやすいから、ってことらしいです。

多分、私のことを、与し易しと見たんでしょう。
前の彼にやたら馴れ馴れしかったのも「こいつからなら奪える」と思ってたんじゃ
ないかという気がします。
……性格変えたい。というか、変えよう。

315 名前：12＠杜の都厨（8-8）投稿日：2001/01/24(水) 12:58

最後になりますが、早退の件含め、皆さん、本当にご意見有り難うございました。
このスレがなかったら、結局押し切られてずるずると彼女との関わりを続けて
もっと痛い目に遭うことになっていたんじゃないかと思います。
いくら感謝してもし足りない気分です。
彼女のジャンルは分かりませんでした。でも、多分週末のシティには行くんじゃ
ないかと思います。特徴は…うーん、見た目は普通の女の人です。髪は肩くらいで
ゆるいパーマかかってます。（他に何を書けばいいんだろう…）

蛇足ですが…昨日彼が、ふと思い出したように言った一言。

「お前の描いた漫画って『風と○の詩』みたいなヤツ？　俺、おばちゃんちで
　あれ全部読んだことあるんだよー」

………何と答えたものやら（泣笑）

本当に長々と失礼しました。

434 名前：305＠杜の都厨投稿日：2001/01/24(水) 17:00

名無しに戻ろうと思ったのですが、もう少しだけ…。
彼女のジャンルですが、友人が縁切ったとき（２年くらい前？）までは、銅鑼食え
じゃない方の有名ＲＰＧの７だったらしいです。シティでヘタレたコピー本持って
「これよかったら貰ってください」と言って近づいてくる20代半ばくらいの綺麗目
なお姉さんがいたら、もしかしたら彼女かもしれません……。

>>317
親に連れられてったときに漫画がそれしかなくて、とりあえず端から読んでったそうです。
「どうだった？」と聞いたら「ちっちゃいの（ジ○べーる？実は私、ちらっとしか
読んだことないんです）は胸がない女だと思ってた」
小学生のたわごとということで許してください、風と×の詩ファンの皆様…。

>>322
キーボードはあの世行きです（涙）今はとりあえず空いてるマシンの分を借りて使ってます。

>>323
人間関係って本当に大事だなと思いました、今回の件で。私自身はそんな、お褒めいただけ
るよーな者じゃないんですが、のほほんだと思ってた彼のこと、本当に見直しました。

>>385
それが…ベッドの頭側すみっこのクッション下に無造作に押し込んでたんです。
なんつーかその……アホです、私たち。

それでは名無しに戻ります。

658 名前：名無し草投稿日：2001/04/03(火) 15:39

623さんと同じく、以前合宿所スレ29〜31でお世話になった杜の都厨です。
あの後いろいろと大変だったのが、やっとゆっくりできるようになって
同人板を見に行ったんですが、合宿所スレ、大変なことになってたんですね‥‥。

すっかりパニックに陥っていたときに、いろんなアドバイスがいただけた
のは、本当にありがたかったですし、何ていうか、言葉ひとつひとつに、
力づけられました。
今更なんですが、本当にありがとうございました。

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