なんだかもにょもにょする私の体験です。
昔々私は同人の相方の家に泊まりに行きました。
相方宅は私と彼女が偶然拾った猫を引き取って飼っててくれていました。
私はその猫に会うのと原稿（次の日のコピー本仕上げのため）を半々の目的で泊まりに行きました。
向こうが親と同居と言う事も会って、当日は猫用のお土産と人間用（藁）のお土産を
用意して伺いました。
その日も何度目かの泊まりでウキウキしながら手土産を持って向かいました。
ガラッと玄関を開けたら直ぐにすっ飛んでくるはずの猫がいない�ゥ�ぢ？
どうしたんだろうと相方に聞いたら。
「あ、猫ね、行方不明なの。」
この辺は都市伝説って言うかそう言うものがありまして、
猫が三味線屋にさらわれまくって行方不明になると言う噂がありました。
実際にその辺の飼い猫は次々と行方不明になっています。
その噂が本当かどうかわかりませんが、当時私は物凄く信じていて、
慌てました。
「やだぁ！何時からいないの？探そうよ！」
相方はなんだか気の進まない感じで答えました。
「んー昨日から帰ってこない。」
昨日って事はその辺にいるって可能性もありますから、早速原稿ほったらかしで
探す事にしました。
私は原稿よりやっぱり猫が心配だったのです�ゥ�ぢ（ちょっと厨ぽいかも）

333 名前：名無しさん＠どーでもいいことだが。投稿日：01/09/03 10:36 ID:QdBZE17o

よく猫が遊びに行く遊歩道を猫の名前を呼びながら歩き回りました。
良く似た猫がいると捕獲して「違う」って言っては離す�ゥ��実匸 そんな繰り返しでした。
私が半狂乱で猫の名前を呼んでいたら相方が�ゥ�ぢ。
「もう猫なんていいよ�ゥ�ぢ原稿やろうよ」
とポツンと呟きました。
�%%%私はその言葉にビックリしました。
「ええ！？だって猫心配じゃないの？あんなに可愛がっていたじゃない？」
そうしたら驚愕モンな答えが返ってきました。
「だって�ゥ�ぢあいつ大きくなっちゃったし�ゥ�ぢなんにせよ飽きたから。」
あ、飽きたぁ！？
一番猫好きだと思って世話できるって言っていたから任せたのに！？
物凄く愕然としました。
その帰りに、一匹の子猫が捨てられているのを見つけました。
私はやっぱりちょっと家族が猫ダメで飼えない身なので
「ここはへんに情が移る前に撤退しよう。ごめんね」
と涙を呑んで見ないことにしようとしました。
そうしたら、相方が
「きゃぁー可愛い！」
と、猫に近づいていってしまいました。
そして、「つれて帰る！」と言い出しました。
私はさっきの発言でコイツは猫飼うのムリ！と知ったので反対しました。
それでも相方は連れてかえるを連呼。
「ねぇ、だったらさぁ、この猫を貰い手探そうよ。」
とまで、私は提案しても無視。
仕方ないので、従う事にしました。
まぁ、もしかしたらさっきの「飽きた��ぢ発言は
きっと猫がいなくなってショックからの言葉だったかもしれないし。
自分にそう言い聞かせて、その子猫を相方にたくす事にしました。

334 名前：名無しさん＠どーでもいいことだが。投稿日：01/09/03 10:37 ID:QdBZE17o

そして帰り。
猫は大変お腹が空いている様子だったので、一旦コンビニで食べ物を買うことにしました。
猫だからとりあえずソーセージでいいかと相方と猫を外で待たせて
食べ物を買って来ました。（あ、今思い出したけど代金もらってない！）
ちょっと小さい猫だったから、ミルクのほうが良かったかな？と思いつつも、
ソーセージをちぎったらアグアグと食べ始めたので、よかったと安堵したら�ゥ�ぢ。
猫はもう一つねだってきてました。
あまりの空腹だったのでしょう�ゥ�ぢ猫は抱っこしようとしている相方の腕を思い切り引っかいて
私が持っているソーセージに突進してきました。
相方は無言で立ち上がって私の手を引いて無理矢理歩き始めました。
猫を置いて。
「ちょっとまって！猫！忘れてるってば！」
相方はムスっとしたまま振り向かずに言いました。
「知らないあんなの。可愛くないじゃん。もう飽きた。」
私が猫のところへ戻ろうとすると相方はキツく腕を引っ張って
無理矢理私を相方宅へ連行しました。
相方宅では私と相方が猫について口論しました。
そうしたら、相方の母が割って入ってきました。
私は猫のことを一部始終訴えました。
そうしたら�ゥ��実匸 「ふーん、この子が飽きたって言うなら仕方ないじゃない。たかが猫で喧嘩しないの。
また新しい可愛い子猫どっかからもらってくればいいでしょう？」
と、のたまいました。
�%%%この家の母様ってなんだかズレてるなーって前々から思っていたけど�ゥ�ぢ。
こんなにもズレているとは。
（母様のズレは相当物凄いネタがありますがスレ違いもいいところなので割愛します）

335 名前：名無しさん＠どーでもいいことだが。投稿日：01/09/03 10:37 ID:QdBZE17o

その後その相方の母と相方と猫の口論になりましたが、てんで話になりませんでした。
何ていうか�ゥ�ぢ言葉が通じていないのです。
向こうは猫は消耗品らしく、古くなったら新しいのを調達って言うイメージがあるそうで。
もうついていけないので、私はお泊りを辞めて帰ってしまいました。
翌日のイベントで。
スペースで相方や友人に会ったのですが�ゥ�ぢ。
相方は私をことごとく無視、それはいいのですが、周りの友人はなにやらゴソゴソ話をしている。
ひとりとっ捕まえて事情を聞いてみました。そうしたら�ゥ�ぢ。
「あのね、アンタが原稿ぜえんぶ相方に押し付けて帰ったって聞いたけどソレ本当？」
�%%%確かに�ゥ�ぢ会ってはいますが�ゥ�ぢ途中の要点が抜けています。
何故私が帰ってしまったのかの理由は「私の我侭で」ってことになっていました。
しかも、毎回泊まりに行くたびに私は悪行を働いているって噂まで流されていました。
行方不明の猫も大方私が殺したんじゃないかって言う噂まで�ゥ��実匸 どうしてそんな事しなきゃいけないのよ！
私はとっ捕まえた友人に全て話しました。
その友人は
「やっぱりね、あの子の家の人、ちょっとズレてるって言うか変だと前々から思ってたの。
あのね、だからここだけの話、あの子と本出して泊り込むって聞いたときに心配してたんだー。」
といわれました。
ソレ早く言ってくれよ�ゥ�ぢ。

でも、原稿おいてっちゃったのは事実ですし�ゥ�ぢいくら頭に血が上ったからって�ゥ��実匸 私も厨なのでしょうか？？
後日談として、相方は結局新しい子猫を飼いました。
が、やっぱり大きくなったら行方不明になっていたそうです。
終わります。

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