先日イトコに押し掛け未遂されたのを報告します。当方、有明まで車で40分ほどの住居。実家近いけれど一人暮らし。ジャンルはＷＪ系です。
　イベント前はいつもコピー本をシャカリキであげます。友人が一人ないし二人が来て手伝ってくれて(コピー機は家にある）、そのまま翌日いっしょにイベント行くというスケジュールです。
「そうは言っても姪だし……」
「とにかく忙しいから……」
と切ろうとすると
「ｋちゃん、あんたの部屋に入ってしまったんだけど」
　何で入れたのっ？
「いや、止めたんだけど……」
「ｋ、そのまま引きとめてよ、絶対帰らさないでよ」
言いおいて、友人たちに断りを入れ、パジャマの上にトレーナーを着込み、車で実家まで駆けつけました。ｋはちょうど玄関から帰ろうとするところでした。

837 名前：８３６投稿日：01/10/30 12:32 ID:x6Jvhaxi

　すみません。コピペまちがえました。長文になりますが、おつきあいください。


先日イトコに押し掛け未遂されたのを報告します。当方、有明まで車で40分ほどの住居。実家近いけれど一人暮らし。ジャンルはＷＪ系です.
　イベント前はいつもコピー本をシャカリキであげます。友人が一人ないし二人が来て手伝ってくれて(コピー機は家にある）、そのまま翌日いっしょにイベント行 くというスケジュールです。　その日もそうでした。金曜日に有給とって、徹夜で原稿書いてましたが、なかなか進まず、まだ白い原稿６枚という状態で、土曜の夕方でした。でもって徹夜です。寄る年波には勝てず、かなりへろへろです。ハイになってますが、原稿がまだかなりあるので、何かきっかけがあるとブチ切れるときなので、親にもこの時期はよんどころないことがない限り電話もやめてくれと言ってます。
　そんな日にイトコのＫがやってきました。インターフォンが鳴りました。パジャマ姿の友人が出てくれました。すぐに私に「○○（私）のイトコだって言ってるけど」とのこと。
　とにかくじゃまされるのがイヤなモードに入ってるので、思いっきりやさぐれた声で「はい」と出ると、「○○ねえちゃ〜ん、私、ｋよｋ」と妙に明るいテンション。
　一瞬誰かわかりませんでした。それからしばらくして思い出しました。
　イトコのＫです。たしか専門学校生でしたが、高校ぐらいから半ヒッキーになり、別のイトコのブローチをとろうとしたことが発覚したあとは、正月の集まりにも出ず（でもおばさんが年玉だけちゃっかりもらって帰ってた）、心配していた祖母の通夜どころか葬式にも出なかったやつです。かれこれ２年以上顔も見てませんでした。

838 名前：８３６−２投稿日：01/10/30 12:32 ID:x6Jvhaxi

「はい、それで？　用は何？」
　くだらない用だったら絞め殺すと思いながら尋ねると、
「○○ねえちゃん、いま○○○やってるんだねえ。このあいだ箱息子で見たあ、すごいねえ、Ｂクラスだもんねえ」
　おお、骨身も女としての寿命も削って描いてるからな、いまも描いてるんだよ、邪魔すんな。
「で、だから何？」
「へへへ、私も○○○ハマったんだあ」
　話は見えてきたけど、黙ってました。私はあんたの手癖の悪さ知ってるから部屋には金輪際入れねえぜ、しかもいまは修羅場だ。
「明日もイベント行くんでしょ？　いっしょに……」
「いっしょに行くやつならいる。あんたといっしょに行く気はないから、帰れ」
　それだけ言ってインターフォン切りました。
「どしたの？」
　友人もさすがにビックリして聞いてきます。私は簡単な事情だけ説明してまた原稿に戻りました。そのあとインターフォンが何度も鳴りましたが無視して原稿してました。
　ところが、夜になって暗くなってきたところ実家から電話がかかってきました。
母からです。
「いまね、ｋちゃんが来てんだけど……なんかあんたと約束してたのに、いきなりすっぽかされたって、泣いてるんだけど……」
「そんなことで電話かけてこないでよ。だいたいなんでｋ、家にあげたの？」
　ｋはイトコのブローチをとろうとした以外にも、いろいろやらかしてるのです。
だから母にもくれぐれもと言ってたのですが、あまり骨身にしみてないようです。
　ちなみに、私が母に偉そうなのは、同人本の売り上げで、父の入院費を出してるからです（その前は、祖母の介護費用も出してた）

839 名前：８３６−３投稿日：01/10/30 12:34 ID:x6Jvhaxi

「そうは言っても姪だし……」
「とにかく忙しいから……」
と切ろうとすると
「ｋちゃん、あんたの部屋に入ってしまったんだけど」
　何で入れたのっ？
「いや、止めたんだけど……」
「ｋ、そのまま引きとめてよ、絶対帰らさないでよ」
言いおいて、友人たちに断りを入れ、パジャマの上にトレーナーを着込み、車で実家まで駆けつけました。ｋはちょうど玄関から帰ろうとするところでした。


ｋを見た最初の感想。
（太ったなあ、こいつ）でした。すみません、友人にもふっくらした人はいますがなんかちがうんですよ。ふっくらしてても、日々働いて動いてるやつってのは、締まってるし、身体の動きもそれなりなんですが、ｋはほんとうにヒッキーやってたって感じで、よたよたしてて、肉の付き方もあちこち肉が溜まってるって感じなんです。あ、ちなみに私も太ってます。

840 名前：８３６−４投稿日：01/10/30 12:35 ID:x6Jvhaxi

私は片手に携帯、片手にカッターナイフを持ってる異様な風体です。そんな私を見て、ｋも母もびっくりしたようです。
私は、何も言わずにｋのリュックサックをひったくり、玄関前で逆さにして中身
をぶちまけました。出るわ出るわ、貴重なお宝同人誌、ピアス、カチューシャ、そして何より許せなかったのが、祖母の形見の珊瑚の帯留め。
「おまえには世話になったから」と祖母が皆の前で私を呼んでわざわざ手渡してくれたものです。かなりいいものらしく、あとで揉める元になるからと、そうしてくれたらしいです。
「どういうことよ？　これ？」
と聞くと、ｋはいきなり開き直り、わめき始めました。
「だって、同じイトコなのに、○○ねえちゃんだけばあちゃんの形見でいちばんいいものもらって狡い」
　ばあさんの葬式も出なかったやつが何を言う。
「それにいつのまにか大手になってるのに、私が○○○○好きなのに一言も声かけてくれないし」
　おまえが○○○○好きなんて聞いてないわい。知ってても声かけないけど。
「今日も遊びに行ったのに、ドアも開けてくれないし」
　修羅場中じゃ、ぼけ。いまも白い原稿が２枚残ってるわい。

841 名前：８３６−５投稿日：01/10/30 12:37 ID:x6Jvhaxi

　警察沙汰にしようかと考えましたが、それをすると本が落ちるどころか、明日のイベントさえあやういと思い、ｋの胸ぐらつかんで拳固で殴りました。
　……すみません、人殴るのに抵抗覚えない暴力女なんです。でも、ここ１０年ぐらい人は殴ってません。
ｋは「うおおおおん」と厨房泣きをして、地べたにつっぷしましたが、まだ腹立ちがおさまらず、ついもう２，３発蹴りも入れてしまいました。
　私は、母に言って紙袋をもらい、ｋが持ち出したものを全部詰めました。それから私の部屋へ行って外から鍵をつけました（いままでは母が部屋を掃除してくれていたから開けていたのです）
　それから、泣いてるｋの腕をつかんで、ｋと持ち出してきた紙袋を車に乗せました。
　ｋをｋの実家まで送っていくのです。車の中でｋは泣きやみ、じっとこっちを
うかがいます。やがて、猫撫で声を出してきました。
「明日、イベントつれてってくれる？」
「いや」
「だってチケットあるんでしょ」
「それは売り子の分」
「売り子するから」
「おまえみたいな手癖の悪いやつをスペース内に入れられるかっ」
「じゃあ、本ちょうだい」
「いやじゃ」
「ひどおい、人殴っておいて。このまま帰ったら、○○ねえちゃんに殴られた
って言うよ」
「言えば？　あんたの指紋べっとりついたブツあるから、警察行くし、ほかの親戚にあんたにばあさんの形見とられかけたって言うよ」

842 名前：８３６−６投稿日：01/10/30 12:38 ID:x6Jvhaxi

　明日、売り子にｋの写真見せて根回ししておこう、と心のメモ帳につけてると
「○○ねえちゃんて変わったね、昔はもっと優しかったのに」
　いまでも、あんたん家の親戚以外からは、優しくてしっかりしてると言われるよ。あんたん家のおばさんぐらいだよ、私が祖母の介護費用出してるって聞いたら金貸してくれって言ってきたの。
　断ったら「ちょこちょこっと、絵描くだけでお金もらえるなんていいご身分ね」
って言ってくださったし。
　そうして、ｋをｋの家の前に捨てて、運転しながら携帯でｋの両親にいまの事情を説明して帰ってきました。
　原稿は無事上がって、コピー本もできましたが、まだ少しムカついてます。


　すみません。ｋも痛い奴ですが、私もかなりイタタです。修羅中で気が立ってったってことでお見逃しを。

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